撤退(abandon)

ホモサピエンスとは生息区域がとても広い動物だそうで、
なにがそうさせるのだかサハラ砂漠から北極海まで広がっています
一時は月や深海底にまで触手をのばしたこともあるこの生物は
いま身近な快適環境へと縮退をはじめたようです
無理してまで宇宙や海底に住むことはありません

そういえば日本でも以前は山奥にまで集落がありました
しかし、いま潮が引くように人が去りつつあります
無理して山中に道路や上下水道をひくことも、またないのでしょう

小子化をも伴うフロンティアからの撤退
なにかが変わりつつあります

その撤退戦線(過疎地)でのエッセイです