電気で働くアシスタント

作業効率

CALSとは「情報の共有」だととらえています。

インターネットの時代になって、データが水道水のように流れる世の中になってしまいました。流れ出る方としては心配な面もあるのですが、流れ込む方はさぞかし便利でしょう。CALSとは建設データもみんなで使えば効率的になるということです。

「楽ちん」にもすこしふれましたが、自分でCADを使っていても一般にいわれる効率化というのは実感していません。もっとも非効率ともおもえないのですが・・・。

米国でパソコンによる効率化が数字としてなかなか現れてこないというパラドックスがあると聞きました。
確かです。
ひとりでパソコンを使っていてもただのパソコンおたくです。 組織内や企業間でデータを共有してはじめて効率化が数字として現れてくるのではないでしょうか。CADは図面管理に優れています。コンピュータ自身が管理業務に優れているということです。最初データを作り込むのは手間がかかりますが、一度できてしまえばあとは楽です。

社会全体が「楽ちん」を目指す。それがCALSではないでしょうか。