描画
・スクリーンヒントの表示はONにしています |
スクリーンヒントはCADの大きなインターフェース機能です。
いまどの図形(基準点)、どの部分(端点)、どの状態(鉛直)で選んでいるのかが表示されるからです。
これらインターフェース関連の機能はある意味CADの心臓部に当たるのかもしれません。
これまで土木では座標管理や構造物出来高管理や丁張設置に、関数電卓とかポケコンとかを使ってきました。
電卓計算、つまり代数計算で設計・施工をしてきたことになります。
じっさい工事現場の施工管理で、横断図に三角スケールを当てて丁張を建てたひとはいないはずです。
幾何作図では精度が低かったからです。
図面は大まかには正しいが、作図ではまともな精度が得られなかったのです。
それがGUI系CADの出現で、一挙に代数計算並の精度が得られるようになりました。
それを可能にする技術の立て役者はスナップ機能ですが、このスクリーンヒントなどもそのひとつです。
これでスナップミスがすくなくなり、つまり正確に基準点に結線できるのうになったのです。
設計ではコピーペーストを頻繁に使いますが、
イラストソフトなどと違い製図ではペーストした図形の位置が重要です
普通のコピペではどうしても位置を特定できません。
このためCADではコピペよりも複製を頻繁に使うことになります。
VectorWorksでは複製(コマンド+D)のほかに配列複製やミラー反転複写などの
複製ツールがありどれも重宝します。
このほかVectorWorksでコピペしたい場合は「Option」を押したままドラッグを常用しています。
このときスクリーンヒントが変わります(+印)ので参考にしてください。
「Option」ドラッグはよく使いますが、また反面よくしくじったりもする機能です。
でも便利な機能は積極的に使うようにしています。
パソコンソフトには一般に取り消しコマンド(コマンドZ)が強力なので、
あからさまなミスはすぐに修正できるからです。
【その他】
サウンド効果は周りに迷惑ですので普通はoffです。自分はSOHOなのでonにしてます。
保存警告設定はOSがMACということもあり、20分おきの設定しています
取り消し回数が多くなって大助かりです。デフォルトの20回を使っています。