単位{単位設定パレット}
普通はメートル単位で小数点3位まで、寸法表示は少数2位まで表示としています
この設定はデータパレットとかキルビメータツールとかのCAD機能の単位設定に適用されます。
土木の最小単位はミリですので小数第3位までと設定します。
操作としては、「画面→単位の設定→少数で端数を表示直近に合わせる」で
スクロールして小数点3位を設定しています。
これでデータパレットの座標位置やΔX値が「*.***」で表示されます。
小数点表記は「有効桁分0を表示」をチェックにします。
これで「*.000」と表示されるはずです。
寸法線の長さ表示についてはcm、つまり少数第2位とします。
同じ設定パレットの最上部→寸法(主単位)を設定にスクロールして
小数の端数を「.00」にスクロールします。
土木の施工管理・発注図面はふつうcmですので、
これで寸法線で引き出した寸法は「*.**」で表示されるはずです。
寸法線表示を個々に変えたい場合はデータパレットを調整します。
CAD作図では寸法表示に限らず、
なにごとによらず頻繁にデータパレットを確認することになります。
なお、CADデータ自体は16桁とかの有効桁数をもっていますが、
それはあまり表には現れてこないようになっています。
角度は度分秒表示にします
これは測量用の設定です。
「゜」の半角英数表示が、なかなか出来ないものです。
この場合は、0゜0'0"をコピぺして数字を入れ替えています。
土木構造物の設計では角度はタンジェント、つまり勾配で表されることが多いので、
その場合はデータパレットとか作図とかで操作することになります。