構造派宣言
公共事業といえども大きな工作です
公共構造物はスニーカーやお茶碗のように手にとって強度や耐久性を吟味できません
このため荷重やモーメントなどのややこしい構造計算が幅を利かせる世界になってしまいました
それでも「もの」であることにはかわりはありません
精密な模型のような形にすれば構造力学の苦手なひとにも公共構造物の肌触りが伝わるのではないかというのが主旨です
ダウンサイジングとは国土管理の主体を公から個へという意味です
自分は最近のガーデニングブームを、個人レベルの土木へのあこがれとみています
ひとみんな本当は公共土木が好きで、それにかかわりたいと思っているのではないでしょうか
批判するのは、いまの公共事業が気にくわないからだとおもいます
自分の気に入る土木事業を自分で工事する
まだまだ法律な壁が厚いようですが、遠い将来もしくは遠い異国でそういうことが実現すればよいかなとおもっています