ただで作ってもらえる公共施設を個人でつくる事例が少ないのと同じように、橋やダムの1/100縮小模型を本格的に作っても商売にも趣味にもなりません
しいていえば鉄道模型のジオラマがそれにあたりますが、材質自体がプラスチックや粘土ですし、設計図面どおりに補剛材やダイヤフラムなどの内部構造を持っているわけではありません
そもそも一般には公共施設の設計関係資料自体が入手困難です
台車で運ぶほどの設計報告書やA1で100枚以上にもなる詳細設計の図面を入手できるひとは限られています
大学などの研究機関であるいは構造検討模型が製作されているのかもしれません
またプラントや大型建造物などの製造業に近い分野では、構造検討のために実物の縮小モデルがつくられているようです
しかし残念ながら制作方法などはあまり紹介されてません
ですからここで紹介する橋梁模型(工作)自体は完全自己流です
普段もっと精巧で効率的な製作をなされている方にはあまり参考にならないのかもしれません
あくまで工作の初心者の方が対象とお考えください