ここでは個人でも手の届く土木工事として里橋の架設を紹介しています
これは実際には公共事業の付帯工事として、鉄工所と建設会社が施工したものですが、規模的に云って個人でもできる工事とおもいます
ダウンサイジングとよべるものは個人にも手の届く低価格と素人でも扱える簡易さがポイントです
この里橋の工事費は価格的には百万円程度です
なんとか手の届く範囲ではないでしょうか
簡易さという点では、ログハウスよりは簡単です
問題があるとすれば障壁でしょうか
公共事業を個人(民間)が行うことについて数々の障壁があるのは事実です
ただで作ってもらって、さらに管理までしてもらえる公共物を、わざわざ自分の金と労力をかけて、その上法の目をかいくぐってまで個人がやらねばならぬ理由はないと考えるのも当然です
法の目をかいくぐるとは適切な表現ではないかもしれませんが、すべての規制関係法規に則った造成事業は素人でなくても困難なことです
国土管理に関する法令はたくさんあり、土地にはいろいろな規制の網がかかっています
法令に関しては、出来るだけ身近なところで、また地元の了解を得て工事を行えば抜かりがあっても問題として取り上げられることは少なくなるとは考えられます
また根本的な解決ではありませんが、ここで紹介する里橋がいつでも撤去できる構造(H型鋼)であることもひとつの安全装置になるのかもしれません。
ここでは主に測量〜設計〜試作までを紹介しています。
参考になればと施工についても若干ですが工事写真を載せましたので、感想などがありましたらご連絡ください