ガーデニングや日曜大工に図面を引いてみませんか

【図面が手軽になるCAD製図】

DIYという日曜大工、日曜園芸はよく見かけるようになりましたが、
おなじものづくりでも「製図」はまだまだプロの領域のように思われているようです。
DIYは電動工具や半製品を使うことで手軽になってきました。
製図もおなじくCADというパソコンソフトで手軽になります。
「図面描きだけはどうも」と敬遠されている方、一度試されてはいかがでしょう。

【一度ご自分のDIYにCADを使ってみてはどうでしょう。】

CADも作業機械も同じものづくりの道具です。
CADを使うとねじ回しの電動ドライバや、溝掘りの小型バックホウのように作業が楽になります。
なによりも手戻りを恐れることがなくなり、工作に集中できます。
プロは「きれい」な図面のためにCADを使っているのではありません。
省力化と精密化それとデータ管理が目的です。
人の苦手な製図計算をコンピュータに任せることで、DIYでもっとも面倒な作業である製図が楽になるのです。

【原寸図の活用】

原寸図とは型紙のことです。
一部の原寸図は別名「バカ棒」とも呼ばれます。
なにも考えずとも原寸図(型紙)どおり切り張りすれば製品が出来上がるからです。
たとえば紙箱の原寸展開図を厚紙にプリントアウトしてみましょう。
それを線に沿ってハサミで切って、のりで貼れば箱が出来上がります。
桐の宝石箱でも、またご自宅の家の模型でも同じことです。

まず雑誌などの展開図を参考にCADで型紙をプリントアウトします。
アクリル版に張り付ければプラスティック模型となりますし、南洋材に張り付ければ揺り椅子の部材が出来ます。
(右の事例は当店の銅の切り抜き看板です)

【アマチュアの方のためのプロッタ出力】

当店では、半年ごとの「無料お試し版」と一月ごとの「サンプル版」という手軽なサービスを提供しておりますので一度利用してみてください。
これらはもちろん販売促進のためのサービスですが、当店に限らずインターネットにはこうしたコマーシャル用の無料サービスがいくつかあります。是非そうした無料のサービスを使ってCADの手軽さを実感してみてください

【MacのCADソフト】

とはいえ、図面出力がいくら手軽になってもCADソフトが高額では困ります。
当店の基幹CADソフトはVectorWorksという十数万円もするソフトで、とてもアマチュア向けとはいえません。MS-DOSではJW-CADという無料のCADがありますが、Macintoshの当店では無理がありますので、今度適当なMac用の廉価CADを導入する予定です。
ちなみに最近発売されたDraftingCAD 5.0は当店も購入してみましたが、1)A2版までの出力、2)スナップ機能がない、の2点でCADとしてはお勧めしかねる状況です。